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カテゴリ:「東田辺の家」

  • 「東田辺の家」-9- 引越し前夜
    [ 2012-04-07 12:15 ]
  • 「東田辺の家」-8-スクリーン
    [ 2012-04-04 21:19 ]
  • 「東田辺の家」-7-住人
    [ 2012-03-23 12:33 ]
  • 「東田辺の家」-6-バルコニー
    [ 2012-02-13 09:56 ]
  • 「東田辺の家」-5-現場の2階
    [ 2012-01-25 16:28 ]
  • 「東田辺の家」-4-上棟式
    [ 2011-12-25 11:15 ]
  • 「東田辺の家」-3-掘方
    [ 2011-12-03 15:14 ]
  • 「東田辺の家」-2-地鎮祭
    [ 2011-10-28 09:15 ]
  • 「東田辺の家」-1-プロローグ
    [ 2011-10-25 17:17 ]

「東田辺の家」-9- 引越し前夜

 昨日、クライアントと一緒に建物を見て回りました。

 いわゆる施主検査。

 正面のスクリーンも何とか間に合いました。

 まだ荷物が出ているので、撮影はまたの機会にします。

 明日の引っ越しに備えて、まだ工事が残っています。

 本来なら、全て終わらせてからの検査が理想ですが、どうしてもこうなってしまう事が殆どです。 

 それでも、素材を見たり、風通しを確認したりと、楽しんで貰えたと思います。

 一通り見て貰ったあと、押えの竣工写真を撮って回りました。

 キッチンから南にある庭をみると、なかなかの開放感です。

 道路が北側で縦長の敷地につき、建物中央部に光と風を入れることには注意を払いました。

 その試みは上手くいったと思います。 

 ダイニング横には小さなカウンターを設けました。

 インターネットのスペースがどうしてもゴチャゴチャしてしまうので、分けてしまおうという狙いもあります。

 北側の部屋は、視線はスクリーンで遮り、風は取り入れるようデザインしました。

 光りは高い位置から奥深くまで。

 引越しが終わっ後の撮影を楽しみにしています。


文責:守谷 昌紀

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■4月28日(土)ジュンク堂三宮店5階にて
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by ateliermp | 2012-04-07 12:15 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-8-スクリーン

 間もなく引っ越しを迎える「東田辺の家」。

 ようやく正面のスクリーンが出来てきました。 

 フレームにステンレスのメッシュが張って行きますが、これは目線は遮るが、風は通そうと考えたもの。

 内側にもう1枚張られると完成です。

 勿論既製品にはないので、職人の手仕事。

 可能な限り、手仕事にこだわっています。

 部屋内からみると、透け感が良い感じです。

 この日は、審査機関の完了検査もありました。

 いくつか追加資料が必要でしたが、それを送れば無事合格です。

 帰り際まで金物職人が、ステンレスメッシュと格闘していました。

 手仕事の良さは、手の跡が感じられる事です。

 よって、不揃いである上に、コストもかかるのです。

 何も良い所がないと言えなくもありません。

 「家庭料理が飽きないのは、いつも味が違うから」と言った人がいました。

 長く愛することの出来る家はと、そんなものだと思っています。


文責:守谷 昌紀

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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by ateliermp | 2012-04-04 21:19 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-7-住人

 「東田辺の家」は個室が4つあります。

 敷地が南北に長いので、必然的に動線が長くなるのです。

 建物中央部を貫く廊下へは、階段を介して光を導くようにしました。

 壁に光り遮らないようアクリル板が入ります。

 キッチンは南の庭を見ながら料理が出来るプランにしました。

 家族が集まる場ですが、その中にペットの犬も含まれているのです。

 今年で16歳。人間で言えば90歳くらいのお婆ちゃんです。

 そろそろ慣れないと、という事で現場打合せにやってきました。

 中に入ると、ソワソワして落ち着かないよう。

 クライアントが言うには、家と散歩以外は病院くらいしか行かないので、そう思っているのかもと。

 興味深々で喜んでいるイメージを持っていたので、若干残念です。

 専用と言って良い庭もあるので、出来上がった時は喜んでくれると思っているのですが。

 屋根は軽やかに浮き上がり、それらをスクリーンが柔らかに包み込むような外観になります。

 現在は外壁の下塗りが終わったところ。

 引越しの日程も決まり、来週くらいには概ね目処がつきそうです。

文責:守谷 昌紀

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by ateliermp | 2012-03-23 12:33 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-6-バルコニー

■■■オープンハウス開催■■■
2月26日(日)午前10時~午後4時 ご希望の方はこちらまで


 クライアントへ外壁のサンプルを届け、その足で現場へ行ってきました。
 
 現在の住まいが、現場のすぐ近くなのです。

 今までの暮らしと変わらず生活が始められる、近所の土地は魅力的です。

 しかしエリアが限定される分、土地探しは難しくなってきます。

 何でもそうですが、成功のへの鍵は、粘り強さ、これに尽きると思います。

 工事の方は、間仕切壁、内部配管が進んでいきます。

 階段がないのは以前と同じ。

 この日登って思いましたが、確かにこのハシゴは急です。

 間仕切壁が出来上がってくると、今度は建具の打合せが進みます。

 外部サッシはその前に終っているので、現在は内部の建具が中心。

 開口部、可動部というのは、建築にとって非常に重要な部分なのです。

 また間口がか限られる都心部の住宅地では、正面にバルコニーが取りつくケースが多くなります。

 この計画では、この部分に新たな試みをしています。

 その形状の基となる部分が出来上がってきました。

文責:守谷 昌紀

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by ateliermp | 2012-02-13 09:56 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-5-現場の2階

 壁材の施工が終わるまで、現場は文字通り吹きさらしです。

 現場内に赤外線ヒーターが置いてあったのですが、使用は昼休み限定とのこと。理由は、ブレーカーが落ちるからです。

 照明や工事道具を使うと電気容量が大きくなりすぎ、現場用の仮設電力では足りない訳です。なるほど納得しました。

 スイッチ、コンセントなどの型紙を現場にスタッフが貼っていきます。

 この作業が約3時間程。

 これから現場では床下、壁中に配管、配線をして行きます。

 それで下地材を張る直前の、このタイミングでこの打合せをするようにしています。

 こちらの現場は大阪市内の住宅地につき、隣地との隙間も最小。

 内側から外壁を張っていくことになります。

 現在2階はブルーシートに囲まれています。

 この時期でこの光の量なら、十分な明るさが採れそうです。

 ただ、一つ誤算がありました。

 建物廻りの足場に、仮設階段がないため、女性陣が2階に上がれなかったのです。

 よって実際の場所で打合せができず。何故今までこのケースが無かったのか。これは今後の課題です。

 この時期の現場打合せは流石に寒く、3時間の打合せはクライアントへ負担をかけすぎました。

 スピード感をもって、何事もシンプルに。イチローも言う通り、何よりどんな準備が出来ているかが重要です。

 次回現場打合せは1時間半を上限にします。 
 

文責:守谷 昌紀

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by ateliermp | 2012-01-25 16:28 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-4-上棟式

 上棟式を迎えた「東田辺の家」。

 この秋に発生したタイの洪水で、いかに世界に繋がっているかを実感しました。

 建築資材のメーカーもタイに多くの工場を持ち、サッシの納期に影響がでているとのこと。

 正面外観はサッシの仕上がりが大きく影響するだけに、気になるところです。

 前面道路の幅が狭く、今回の建方はなんと人力。

 以前は全てが人手だったとは言え、改めて大工という仕事の大きさを実感します。

 工務店によって、南向きに祭壇が準備されました。

 御幣に記名する際は、いつもながら緊張します。

 小学校の時に習字を習っていたのですが、私は字があまり上手くないのです。

 家の中で、最も高いところに、御幣は据え付けられました。

 最終的には天井内に収められます。

 建物正面は、模型のようなスクリーンで覆われます。ファサード(正面外観)は街と建物が接する最も重要な部分です。

 美しい建物を創り、少しでも街の景色に貢献するのが、建築家の仕事だと思うのです。

文責:守谷 昌紀

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■12月1日~12月27日までハービスPLAZA(大阪)4階にて
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浪切ホール 1F・多目的ホール 11:00~18:00(入場無料)

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『住まいの設計』9月21日発売に「イタウバハウス」掲載
■10月11日『ConCom』に「私の名建築-第3回-」が掲載されました
■8月24日香港建築科学出版社の『Star Week』に掲載
□7月8日「Ohana」『第5回キッズデザイン賞』受賞

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by ateliermp | 2011-12-25 11:15 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-3-掘方

11月25日(金)から掘方が始まりました。


 8月に行った地盤調査の結果で、補強工事が必要と判定されました。

 現場は地盤改良を終え、敷地内には直径50cm、長さ175cmの杭が30本埋まっています。

 これらの杭は、基礎を支えるように偏りなく配置しています。

 掘方の後は、砕石敷き→フィルム張り→捨てコン打ち→コンクリート打設の流れで進みます。






 






文責:田辺 幸香

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□7月8日「Ohana」『第5回キッズデザイン賞』受賞

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by ateliermp | 2011-12-03 15:14 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-2-地鎮祭

 10月26日(水)は気持ち良い秋晴れでした。

 テントも設営され、地鎮祭が執り行われました。

 祭壇は一般的には南を向くように、設置されます。

 海の幸、山の幸、乾物などが供えられ、工事の安全を祈願するのです。

 今回は現地に神主さんが来て下さったのですが、こちらの方も私達のクライアントなのです。

 作品は勿論「境内の中の家」です。
 
 敷地が近かったこともあり、お願いしました。時々地鎮祭でお会いできるのは嬉しいものです。

 私が鎌で、砂山の忌草を刈りとります。

 これは開墾を意味する儀式なのです。

 鎌に限らずですが、鋤、鍬は全て本物でした。

 次にクライアントが、砂山に鋤を入れます。

 鎮め物の上から、清めの砂を掛けます。

 最後は施工者が鍬でそれらを埋めて、地鎮の儀(とこしずめのぎ)は終了。

 その後クライアントから順に、玉串奉奠(たまぐしほうてん)。

 玉串は枝の部分を神棚へ向けて供えます。

 私も今頃ですが、ようやく落ち着いて出来るようになってきました。 

 建物は縦長の敷地を利用して、ファサードをある物で覆うことにしました。

 来週の地盤改良から、本格的に着工します。

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by ateliermp | 2011-10-28 09:15 | 「東田辺の家」 | Comments(0)

「東田辺の家」-1-プロローグ

 新たな計画がスタートする際には、アンケートを記入して貰う。

 それらを元に、要望などを整理していくのがだが、理由を聞いて初めて理解できることも多い。

 「頑丈」を望まない人はいないが、あえてピックアップするには訳があった。

 1995年当時クライアント一家は、武庫之荘に居住しており、阪神・淡路大震災にあったのだ。

 武庫之荘は兵庫県の南東端、大阪に隣接する尼崎市にある。

 大阪市内もかなりの揺れだったが、兵庫県に入ると更に被害が大きくなっていたのを目の当たりにしたものだった。

 敷地のある東住吉区は、大阪市内の南部に位置する住宅地。

 間口は3間程で奥行が長い。

 敷地の斜め向かいには、未だ銭湯が残る。

 考えてみれば、銭湯が近くにある敷地はこれが3回目だ。減っていく傾向にはあるが、やはり銭湯こそ下町の象徴と言える。

 また、50m程歩くと駒川商店街がある。

 人通りの少ない商店街が増える中、この商店街は大変に活気がある。

 一時と比べると少なくなったとも聞くが、私が小さい頃に見た、商店街らしい商店街なのだ。

 頑丈に、そして光と風が通り抜ける家。

 いずれも不変のテーマだが、この地にあった解を考えている。

 現在は解体も終え、明日の地鎮祭を待つばかり。






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